FPT、アイフォーン効果で11月売上5倍増

情報技術(IT)大手FPTグループは、米アップルの最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone6(アイフォーン6)」と「アイフォーン6プラ ス」を売り出した11月だけで、月平均売上高の5倍に相当する6,550億ドン(3,060万米ドル、約36億3,020万円)の売上を記録した。トイバ オキンテー電子版が報じた。
 1~11月の売上高は前年同期比24%増の30兆8,570億ドン。ソフトウエアのオフショア開発の売上が37%増と大きく伸び、通信サービスも19%増加している。
 1~11月の税引き前利益は同1%増の2兆2,690億ドン。また、海外での事業による売上高は同41%増の1億5,200万米ドルだった。

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国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」

ベトナムの国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」を6月14日に可決した。この法律は2026年1月1日に施行される予定で、暗号資産を「作成・発行・保管・移転の際に、暗号化または類似のデジタル技術を用いて検証されるデジタル資産」と定義している。

ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

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CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

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