【ベトナム】消費者物価、5月は前月比0.2%上昇

ベトナム統計総局は24日、5月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比4.72%増になったとの速報値を発表した。前月比では0.2%増にとどまった。今月初めに激化した中越対立を受けて食品価格などの上昇も予想されたが、影響は軽微だったようだ。

具体的には、家賃電気、水燃料や建築資材を含む)住宅·建材価格は0.43%上昇トラフィックの価格は、上昇し、輸送コスト0.36%上昇機器や家庭用電化製品0.25%文化、観光の上昇0.26%上昇唯一の電気通信ダウン0.03パーセント

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国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」

ベトナムの国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」を6月14日に可決した。この法律は2026年1月1日に施行される予定で、暗号資産を「作成・発行・保管・移転の際に、暗号化または類似のデジタル技術を用いて検証されるデジタル資産」と定義している。

ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。

CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

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