ホーチミン市BRT 6路線の詳細、1号線は2018年開業

世界銀行とホーチミン市人民委員会が9月25日に開催した、グリーン交通開発プロジェクトの紹介セミナーで、市都市交通施設建設投資管理委員会 (UCCI)のLuong Huu Phuc委員長が、市ではバス・ラピッド・トランジット(BRT)を6路線整備する計画と述べた。

 各路線は次の通り。
①Vo Van Kiet-Mai Chi Tho通り(28.6km)

②Nguyen Van Linh-Mien Tayバスターミナル(24km)

③外環道路An Suong交差点-Mien Tayバスターミナル(19km)

④Tan Son Nhat-Binh Loi通り(14.5km)

⑤Thoai Ngoc Hau-Nguyen Van Linh通り(8.7km)

⑥Quang Trung通り(8.5km)

 まずは1号線Vo Van Kiet-Mai Chi Tho通りの整備を進める。始点をMien Tayバスターミナル、終点をCat Lai第3交差点とし、Binh Chanh県、Binh Tan、6、5、1、2区を通過する。

 投資総額3兆2,470億ドン(約1億6,235万ドル)、うち1億4,225万ドルを世界銀行が支援し、2018年完成予定。

最新ニュース

国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」

ベトナムの国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」を6月14日に可決した。この法律は2026年1月1日に施行される予定で、暗号資産を「作成・発行・保管・移転の際に、暗号化または類似のデジタル技術を用いて検証されるデジタル資産」と定義している。

ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。

CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

Home-JP