NTTデータ、Eコマース開設支援サービス

NTTデータは26日、アジア太平洋地域での電子商取引(Eコマース)事業開始をオールインワンで支援するサービス「グローバルEコマース・スタートアップ・サービス」を開始すると発表した。タイ、ベトナム、台湾からサービスを開始し、順次拡大する。
 域内各国のパートナーと連携し、各国に特有の法規制や商習慣などを考慮したシステムやサイトの構築・運営、コールセンター業務運用などを一括で素早く実 現できるサービスを提供する。物流・配送についても、各国での在庫の活用、日本からの国際配送などをパートナー企業を通じて提供する。
 初期料金は480万円から、月額料金は30万円から。10月からサービスの販売を開始し、14年3月から実際にサービス提供を始める予定。日系企業をメーンに、現地企業にも提供し、今後5年間で売上高30億円を目指す。

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国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」

ベトナムの国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」を6月14日に可決した。この法律は2026年1月1日に施行される予定で、暗号資産を「作成・発行・保管・移転の際に、暗号化または類似のデジタル技術を用いて検証されるデジタル資産」と定義している。

ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。

CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

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