英国ベトナムとのFTA交渉完了

ベトナムと英国両国政府は11日、2国間の自由貿易協定(FTA)締結交渉が妥結したと発表した。双方はさらに詳細を詰める作業を進めて協定を確定させる方針。英国は来年1月1日の発効を見込んでおり、発効後7年で99%の品目の関税を撤廃する見通し。ベトナムのチャン・トゥアン・アイン商工相は英国のエリザベス・トラス国際貿易相とともに、ハノイ市内ホテルで記者会見し、協定交渉の妥結を歓迎した。

ベトナム税関総局によると、英国ベトナム貿易2019年の輸出は46,000億万英ポンド、輸入は6,00億万英ポンドだった。

米ゼネラルエレクトリック、EVN Genco3とLong Son LNG発電所で覚書

 ベトナムEVN Genco3の電力大手ゼネラルエレクトリックは22日、部バリア・ブンタウ省のLong Son発電所に液化天然ガス(LNG)を燃料とするガスタービンコンバインドサイクル(CCGT)発電所を建設することで覚書(MOU)を締結した。調印式には米国国家安全保障問題担当補佐官ロバート・オブライエンがベトナムを訪問も立ち会った。このMOUによると、同発電所は総額約10億USD(約1039億円)、出力1500MWの大規模な発電所となる。

このプロジェクトには、Pacific Corporation、ベトナムのPower Engineering Consulting Joint Stock Company 2(PECC2)、およびMitsubishiCorp。のローカルユニットも含まれます。

 

Chan May LNG火力発電所を建設へ

トゥアティエン=フエ省フーロク県(Phú Lộc)のチャンマイ・ランコー経済特区(Chân Mây-Lăng Cô)に液化天然ガス(LNG)火力発電所が建設される。投資総額は60億USD(約6200億円)で, ベトナム側40%、米国側60%が株式を保有。フェーズ1(2024-25年)でタービン3基出力2,400MW、2(26-28年)で2基1,600MW。