産業貿易とサムスンC&T社の省が建設·運営·譲渡(BOT)の形でブンアン3(Vung Ang 30火力発電所を開発するための覚書に調印した。これはサムスンがベトナムで投資している最初の火力発電所である。
同発電所は2機の発電タービンから成り、発電出力は計120万キロワット。既存のブンアン第1火力発電所に隣接して建設される。同発電所はBOT方式(建設後、一定期間運営・管理し投資回収後に相手国に設備を委譲する開発方式)で建設され、操業開始は18年の予定。
ベトナムの国会(国民議会)が「デジタル技術産業法」を6月14日に可決した。この法律は2026年1月1日に施行される予定で、暗号資産を「作成・発行・保管・移転の際に、暗号化または類似のデジタル技術を用いて検証されるデジタル資産」と定義している。
鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。
仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。